利用できる車のいろいろ
(1)福祉設備のない車両(セダン車) | |
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特別な装置のつかない普通の車は、座席に乗り込むことができる方が利用します。下肢障害や疾病などで、長い時間歩くことが難しい方、また視覚や聴覚の障害、知的障害や認知症のために公共交通機関の利用では危険がともなう方などに適しています。 ご自分で乗降することが難しい方は、介助してくれる人を頼んでおくと安心して利用できます。 |
(2)福祉車両 | |
●ユニバーサルデザイン(UD)タクシー車両 | |
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健康な方はもちろんのこと、足腰の弱い高齢者、車いす使用者、ベビーカー利用の親子連れ、妊娠中の方など、誰もが利用しやすい“みんなに優しい新しいタクシー車両”(国土交通省ホームページより)です。乗降しやすいように、乗り込み口が広く、手すりが付いています。スーツケースなど大きな荷物も載せられます。座席をたたんでスロープを設置することで車いすごと乗ることもでき、「横ドアから乗り込むタイプ」と「後部ドアから乗り込むタイプ」の2種類があります。 |
●車いす・リクライニング車いす・ストレッチャー対応車(スロープまたはリフト装置付) | |
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リフトやスロープで車いすに座ったままで乗り込むことができ、車内にしっかりと固定する装置がついた車です。車の大きさは、軽自動車から大きな車までいろいろです。お使いの車いすの形や、一緒にお乗りになる人数などで選びます。 現在は、車いすからストレッチャーまでに対応できる車両が主流となっています。 ストレッチャーとは、横になったままの姿勢で移動する方のための、車輪のついた簡易ベッドです。ストレッチャー対応車は、このストレッチャーに横になったまま利用できる車です。 |